2013年8月27日火曜日

地鎮祭って何?ー桜井市U様邸、地鎮祭を執り行いましたー

こんにちは!

マイ工務店の眞井です。
まだ日が照ると暑いですが、それでもだいぶ秋の気配がしてきましたね。
職人さんたちにとっては作業のしやすい気候になっていくのは嬉しいことです。

さて、今日は奈良県桜井市のU様邸の地鎮祭でした。









あいにく、天気は小雨でしたが、その分涼しく執り行うことができました。
地鎮祭が終われば、いよいよ着工となります。

気が引き締まりますね。

さて、この地鎮祭。
数知れず私も経験してきましたが、施主さまにとっては
一生に一度あるかないかの大事な儀式となります。

でも、儀式だからやっている方も多いし、面倒だからやらなくてもいいや
なんて方も多いと思います。

もちろん、これは個人の自由ですし、お金のかかることでもありますから
絶対にやって下さいとは言えないのですが
地鎮祭が何のためにあるのかだけは、知っておいて頂きたいと思います。

参考にしたサイトは「地鎮祭って何?」です。
よくまとめてありましたのでこちらから引用してご説明いたします。

◆由来◆
古来、日本という地は国土が狭く、さらには農耕民族であったために、土地は縄張りであり、争いの元となってきました。本来、国土は神様のものであり、我々人間は神様に土地を借りて田を開いたり、家を建てたりしているというのが、古来からの考え方です。だから、勝手に土地を使って家を建てて、土地の神様の怒りに触れないよう、あらかじめ「ここに家を建てますよ~!」と宣言するのが「地鎮祭」というわけですね。

土地は争いのもと。ある意味、現代でも争いのもとですが^^;この、『本来神様のものであり、人間は神様に土地を借りている』という考え方はとても深いですよね。
確かにそもそも地球のものですから、私たち人間は地球に借りているとも言い換えられますね。

地鎮祭は、その字の通り、土地の怒りを鎮めるための祭事。というわけです。

◆その他の理由①◆
また、大工などの職人さんたちは、非常に縁起を担ぎます。これは危険の多い仕事を毎日していることから、縁起を担ぐことで自分の心身を引き締め、事故を未然に防ぐという知恵でもありましょう。

安全第一。身を引き締めて事故等のないようにという願いも込められています。
私も大工出身です。ケガもしたことがありますし、屋根から落ちてしまった大工仲間も目の当たりにしたことがあります。
施主さんにとっても、関わった人間がケガをしたとあっては、嫌なものですよね。

もちろん、地鎮祭を行わなくても私たちは常に安全第一に気を引き締めてあたっていますがこうした節目の行事がさらに緊張感を高めてくれるのも確かです。

◆その他の理由②◆

加えて言えば、その土地で以前に起こったことを地鎮祭は浄化するという意味もあります。土地を巡る争いの絶えなかった日本では、いつの時代か、あなたの土地が争いの火種になっていたかもしれないのですから。

いやー。これを言われてしまうと奈良のような歴史深い土地では地鎮祭必須ですね。古代に遡れば、"くに"の興った地域ですから、争いは絶えなかったでしょう...(汗)

地鎮祭には、これらの由来や意味があることはぜひ知っておいてください。
また、かかる費用などもちゃんとご説明していますので、気になる場合は
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。


ここまで読んでいただきありがとうございました。


2013年8月20日火曜日

賢い子どもを育てる家づくり〜東大生が暮らした家の共通点とは?〜

こんにちは!
いつもありがとうございます。眞井です。

猛暑日が続きますが、この暑さにバテそうですね...
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

マイ工務店の向かいにある天理大学のグラウンドでは
この猛暑のなか、大学生たちが一生懸命練習に励んでいます。
若いってすごいですね。

さて、お盆休み明け最初のblogの内容は
「賢い子どもを育てる家づくり」についてです。

Sankei bizにこんな記事がありました。
「東大生が暮らした家の共通点とはー建築学から分析ー」

子育て世代の親御さんにとっても気になるのは
子どもの教育環境のことだと思います。

できれば賢い子がいいし、できればコミュニケーション力のある子がいい。
生まれた瞬間は、五体満足で充分と思っていた我が子への思いは
いつしか、欲張りな期待を持つようになりますよね...

どうしたら勉強してくれるのか。
どうしたら優しい子に育ってくれるのか。
親の悩みは尽きません。

しかし、ガミガミ言うのは逆効果。

こちらの記事では、東大生の暮らした家の共通点について触れられていました。

  >共通点があるとするなら、それは「勉強をする場面」や「子供たちの好奇心を刺激する場面」がきちんと考えられている点です。

「勉強をする場面」では、頭寒足熱という環境が用意できるか。
床暖房を入れるという選択肢。
風が通り抜けてすぐに換気できるよう空気が流れる窓の配置などを
考えて準備しておくことが大事と書かれています。















好奇心を引き出す場面」では、どうでしょう。
幼い頃は特に親子のコミュニケーションを通じて、子どもの好奇心が
強くなるようです。

対面式キッチンでは、子どもが親の料理をしてる姿を見ることができますね。
「どうして火を通すと色が変わるかな?」
「スポンジはなんでふくらむの?」
そんな興味を引き出し、科学を好きになる子が出てきたり
料理ができる過程をみて料理好きになったり。

リビングから通じる広いバルコニーで家庭菜園を楽しんでいれば、
植物の育つ過程や、野菜の旬を知るきっかけから自然科学にも興味を
もつかもしれません。

子どもの成長に伴って、広いリビングの空間を自由に変えることができれば
小さいうちは広々とした空間でお互いの顔を見ながら会話ができます。

少し大きくなれば、本棚などの家具やパーテーションで仕切ることで
子どもの気配を感じつつも集中力を削がない環境づくりも可能です。
興味を持つような本や、読んでおいて欲しい本などをさりげなく
置いておくのも効果がありそうです。















中学生にもなれば、自室にこもるようになります。
自室にいることが多くなったら、またリビングを広くして
スクリーンでの映画鑑賞を楽しめるような、
家族の憩いの場にしてもいいかもしれません。

家づくりの最初の段階で、間取りや部屋数ばかりにとらわれてしまうと
実は、こうした「暮らしづくり」の視点が失われやすいんです。

記事にある「場面」を想定した家も、同じような考え方ですね。

東大生が暮らした家の共通点。
私たちの家づくりの思いと共感する部分が沢山ありました。

ぜひ参考にしてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


2013年8月6日火曜日

SE構法で建てる!「歴史の息吹を感じる家」着工いたしました。

こんにちは。
いつもありがとうございます。マイ工務店の眞井です。

先日、奈良市五条、唐招提寺のすぐ近くにて基礎工事着工いたしました。

題して「歴史の息吹を感じる家」です。

世界遺産でもある唐招提寺は、唐出身の僧鑑真が晩年を過ごした寺としても有名ですね。

画像:http://www.toshodaiji.jp/about_kondoh.htmlより



こちらの邸宅は市街化調整区域の風致地区にあたり、建ぺい率と容積率に制限があります。

唐招提寺、薬師寺、垂仁天皇陵が位置する地域のため

景観を損なわないような建築、宅地造成などに一定の規制がかかっているわけです。

そのためこの地域一帯はどこか懐かしい景観が保たれています。


さて、建ぺい率が低いと、隣家との適切な距離を保つことになり

穏やかな住空間が実現できるというメリットがありますが

部屋数や部屋の広さにどうしても制限がでてきてしまいます。



施主様は未就学児2人の4人家族。

これから大きくなるお子さんの部屋も確保したいけれど

窮屈な空間にはしたくない。

そんな思いをお持ちでした。


そこで、南向きに大きく開口部を設けることで低い建ぺい率のメリットを生かしました。

さらにSE構法で実現する大空間リビングで開放感を出します。

開口部を大きくとることで

採光、通風ともに気持ちの良い空間ができます。

2階建ての邸宅ですが、お子様が思春期になられても

気持ちの良いリビングに出たくて、2階の自室にこもることが少なくなるのでは?

なんて想像しております。


唐招提寺の鐘の音や歴史の息吹を肌で感じる、暮らし心地の良い家になるよう

Team MAI☆STAR は心を1つにしていきます!

「歴史の息吹を感じる家」基礎工事終了