マイ工務店の眞井です。
いよいよ秋本番ですね。
奈良も観光シーズンで、修学旅行生が沢山やってくる時期でもあります。
運動会などもあり、秋の味覚も美味しい。
楽しくて良い季節がやってきました。
さて、今回は久しぶりに
「家づくりの楽しいところ」シリーズで記事を書きます。
テーマは、壁。
当社では漆喰、珪藻土など、自然素材での塗り壁(左官職人による)を
ご提案させて頂いています。
◆塗り壁の種類
漆喰壁:
消石灰に砂と糊などを混ぜて土壁の上に塗るもので、日本独自のもの。お城や土蔵などに用いられているあの白い壁がまさに漆喰です。耐久性はもちろん、調湿性・ 断熱性・防火性・可塑性(かそせい)などに優れています。
ちなみに、可塑性とは、力を加えて変形させると戻らないということです。漆喰壁に手形を押すなどして記念に、というのは漆喰壁ならではです。
珪藻土:
最近ではとても人気ですね。こちらも自然素材で、海のプランクトンの死骸が積み重なってできた柔らかい土。吸湿性や断熱性、保温性に優れています。七輪は珪藻土でできています。余談ですが能登半島は珪藻土が多く七輪の産地として有名だそうですよ。
土壁:
本格的な和室などでよくみられる土壁。聚落壁などは有名です。土壁は調湿性、蓄熱性に優れています。さらに最近ではその粘りのために耐震性能にも優れているという研究結果もあり、いまあらためて注目を浴びています。
下地が竹を縦横に編んだもので、趣がありながら、劣化もせず、さらに土に帰ることができます。地域によって土も変わるため、施工方法も変わると言われています。
その地域に根ざす職人の腕が光る仕事ですね。
大津壁、繊維壁、プラスターなどいろいろとあります。
どんな暮らしがしたいかによって、壁を選んでいく。とても楽しい作業ではないでしょうか。ぜひお気軽にご相談下さい。
◆漆喰塗り体験しています
施主様のご意向、ご都合にもよりますが、
当社では施主様に漆喰塗り体験をしていただきたいと思っております。
強面だけど(笑)、とっても優しい左官職人さんが手取り足取り丁寧に教えてくれますのでご安心下さい。
お子様にとっても嬉しい思い出に |
懐かしいようで新しい日本の家を一緒につくっていきたいと思います!
以下、塗り壁との黄金コンビを少しだけご紹介します。
漆喰×吉野材 |
珪藻土×吉野材 |
漆喰×洗い出し |
ここまで読んでいただきありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿