2013年10月21日月曜日

家づくりでのよくあるトラブルと回避方法

こんにちは。
いつもありがとうございます。マイ工務店の眞井です。

台風が続いてやってきますね。
奈良県は南部で土砂崩れなどで通行止めになるなど
影響が出ていますが、中北部はいつもなぜか台風が避けて通ってくれます。

生駒山があるからとか、一説に言われていますが
何か不思議な力が働いているのでしょうか。
住んでいる我々としてはとても有り難いことです。

さて、今回のblogでは家づくりにおけるよくあるトラブルについて
記事を書きたいと思います。
家を建てる前の参考になれば幸いです。

◆ご近所トラブル◆
価格帯も周囲の環境も良い土地が見つかったけれど
ご近所に挨拶回りをして、いよいよ着工。
しかし、工事が進むにつれてご近所からあれやこれや言われる、
ということがあります。

また、住んでみてはじめて分かることも多々。
昔からの住人と新しくきた人たちとの間で起きるトラブルもあるそうです。
奈良も新興住宅地でない限り、昔から住んで地域を守っている人たちが。
できれば仲良く楽しく暮らしたいと思いますので
契約をしてしまう前に、近所の古い人と新しい人と直接話しをしてみる
機会を得るといいと思います。

→トラブル回避方法

我々、メーカーや工務店側は良い"土地"であれば、オススメしてしまいがちです。
近所への挨拶などはしっかりさせて頂くものの
深ーいところまではなかなか見抜けないこともあります。
私たちも出来る限り協力させて頂きますが
やはり、自分の目と耳でご近所の方と接して頂くと良いと思います。

◆追加工事、追加費用発生トラブル◆

当初予定していた見積もりから、工事を進めて行くにあたって
予期しない費用が発生することは少なくありません。

コンセントをやっぱり1個増やしたい。というのでも
費用は追加発生してきます。
詳細に事前に打ち合わせをして、内容をすりあわせて工事がスタートする
わけですが、やっぱりこうしたい。もっとこうできないかな。とか
施主さんの要望も変わります。
また、工事を進める側として紙の上では問題がなかったことも
実際の現場で不可抗力の事態も稀に発生します。

私の場合ですが、正直言って追加費用について、その都度その都度
施主さんに言いにくいなーと思うことがあります。
数万円くらいの追加であれば、利益を削ってサービスしてしまうことも....。
とはいえ、塵もつもれば山となる。
大きな額となりそうな場合には、逐一ご相談をさせて頂きます。

→トラブル回避方法

設計プランの打ち合わせや決定段階で、起こりうる追加費用について
予め質問しておくといいでしょう。
その上で、ケースによってどちらが費用負担の責任を負うべきか
書面などで確認することをオススメします。

◆施主さんの希望が現場まで伝わりきらない。情報共有トラブル◆

当社は大きな工務店ではないので、営業と現場監理と設計担当と別々で動くことは
ありませんが、大きな会社などでは、営業から現場に変更が伝わっていないまま
工事が進み、あれ??となることも少なくないようです。

また、家を建てるには、沢山の業者さんが関わります。
情報共有がうまくできていないと、現場で混乱が起きて施主さんにご迷惑が
かかることもあります。

当社では、私がほぼ一括して情報管理を行い、現場にも逐一足を運んで
情報共有をしてきましたが、現場の数も多くなってきた現在は
インターネット上のシステムを使用し、文章と写真でしっかり共有しています。
抜け漏れや勘違いなど、当社内でのトラブルで施主様にご迷惑をかけないよう
努力しています。

→トラブル回避方法

メーカーや工務店などを選ぶ基準の1つに、情報共有の仕方について
質問を投げかけてみると良いと思います。
特に沢山の人員を抱えている業者さんにはぜひ確認をしてみてください。

また、言った言わない。理解が違ったなどの問題を避けるために
文書で残して欲しいなどの要望を出していただくことをオススメします。
些細なことだからと、ついつい電話でのやり取りで終わってしまうことが
ありますが、「いま、決まったことをメールで書いておくって欲しい」
「FAXで変更個所の説明を書いておくって欲しい」
こうした要望を出していきましょう。

要望を出さずともしてくれる業者さんは多々ありますが
少しでも不安に思えば遠慮せずに要望していってください。

◆奈良ならではのトラブル◆

"購入した土地が、文化財保存地域だった"
ということもあります。
こうした指定地域で工事をスタートして遺跡が発掘されると
たちまち工事はストップ。
発掘作業を経て、工事再開となりますから
当初予定していた竣工日程から大幅に遅れることになります。

また、風致地区、景観保護地区などの指定があちらこちらにあるのも
奈良の特徴です。
そのため、建ぺい率の制限があったり、屋根の形に自由がきかないことも。

→トラブル回避方法
土地を購入する前に、自治体の窓口にまずは確認を!
その地域の工務店さんに詳しく聞くなどもオススメです。


◆その他◆

家づくりは、業者との信頼関係のうえで行われます。
契約前にいかに信頼関係を築けるか。これが大事ですね。

とはいえ、信頼関係を築けたようで不安な面も出てくると思います。
最近では、施主さんが現場にwebカメラを設置して現場を見守るケースも
出ているそうです。

どうしても不安な場合は、こうした措置を講じても良いかもしれません。

また、現場に足を運ばれたときは、大工や職人へ一言でも応援メッセージを
投げかけていただくと、モチベーションがアップし、より良い家を建てるぞ!と
やる気が出ます。人間ですから、ぜひこうした声がけなどで励ましてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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